身の回りの汚いと思うものが少なくなってきた

今日は台所の生ゴミコーナと排水溝の掃除をした。最近はゴム手袋をつけることも少なくなり、ゴミが汚いと思わなくなってきた。

昔はそうではなかった。風呂場の排水口なんてとんでもなく嫌だったし、傷んだ食べ物を直視すると、気分が悪くなることもしばしば。

でも、最近は全くそう思わなくなった。

むしろ、そういう汚れたものを綺麗にしていると、自分の身体が自然のものと触れ合っている感覚になる。動物と触れ合うみたいな、相手に愛情を向けたくなるあの感覚だ。

セブンイレブンのトイレ掃除もそう思う。そこを掃除していると、自分がトイレ、店、ひいては街と繋がっているような、社会と直接的につながる感覚。

まだ観ていないが、Wonderful Daysの主人公もそう感じているのだろうか。

汚れたものが、人為的な汚れが、普段は表層的にしか感じない社会との繋がりだと、自分は感じているのかもしれない。

2021年のコロナ禍に撮影した有楽町の写真

別に掃除が好きというわけではない。他人から掃除しろって指図されると、むかっとすることもあるくらい、別に綺麗好きというわけではない。

でも、一度始めるとその感覚に熱中する。

多分コロナ禍の時に、街中の汚れたものを撮り続けた影響もあったかもしれない。

あの時は人がぱたっといなくなって、人と繋がるのが難しかったから。